【川口納豆・もんでん英慈メールマガジンバックナンバー】

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┃      ┗┓ 川口納豆・もんでん英慈メールマガジン第44号!!
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┃                          2013/01/25 配信
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このメールマガジンは川口納豆、もんでん英慈と名刺交換のご縁があった
方などに川口納豆の現在生育している野菜やもんでん英慈の現在の活動
などをお送りしています。

感想などをお寄せいただければ大変嬉しく思います。

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 1門傳英慈から …………………………… アルジェリア人質事件で

 2川口納豆菜園だより ……………………… 今月の栽培野菜等

 3編集後記 …………………………………………… 1月25日今月最後の

■□ もんでん英慈から  ━━━━━‥‥‥……………………………………

今週も、お読みいただきありがとうございます。
アルジェリア人質事件で、日本人10名が犠牲となりました。海外で活躍する企業戦
士の献身的な働きにより、豊かな生活を謳歌している我々は、亡くなられた方々の
ご冥福をお祈りし、二度とこのような事件を起こさないようにしなければなりません。
テロリストの行為は、決して許されませんが、グローバリゼーションの難しさを表して
いるのではないでしょうか。それでは、今週も、振り返ってまいりましょう。

1/18(金)
パソコンでお世話になっているメデイアステーションの熊谷部長が来社され、iPhone
5とiPadについてご指導いただきました。しかし、便利ですね、一気に世界が拡がっ
たようです。更なる情報発信が用意にできるのが助かりますね。
夜は、秋保温泉で士業と農業関係者で懇談会。しかしながら、出発が遅れた私は、
大雪で道路が渋滞し、結局到着したのは8時半過ぎ。ホテルの配慮で10時頃まで宴
会場を使用させていただきました。ありがとうございます。

1/19(土)
みやぎ産業振興機構主催、アグリビジネス実践講座、二回目。
事例報告は、JA青年部の同志であり、私の選挙の際も大変お世話になった、エコフ
ァーム蔵王株式会社、代表取締役佐藤耕司様。
1,耕作放棄地の解消と農村環境の保全2,集落の活性化を目指す3,後継者を育て、
継続的に経営を維持する自立した農業法人を立ち上げる、を目的として、平成18年9
月25日に設立。何と、私の誕生日と同じです。水稲15ha、そば大豆8ha、園芸ハウス
1,000立方メートル、受託作業28ha。直売所「みんな野」を平成19年6月15日に開店し
、現在、98名の生産者が出荷し、主に、地場産農産物とAコープ商品を販売。店舗と
、受託作業が伸びている。会員研修、Aコープ商品を利用した料理教室、体験農業
、そば打ち(2,000円)などを実施。そば打ちをすると、道具も売れ、そば粉も売れる。
直売所は、秋の米の売り上げが大きいが、冬場が厳しい。売り上げを平準化するこ
とが課題。お客様は、年齢が比較的高く、店を目的に来店する方が75パーセント、
蔵王町以外からが86パーセント。味噌、切り餅、豆腐、そば粉、そばを商品化。今後
の課題は人材の育成、確保。技術の向上とコスト管理、新たな販路開拓(配達も考
慮中)。魅力あるイベントの開催、ネットの利用、新たな6次化商品の開発と販売強化

続いて、大崎市鹿島台のマルセンファーム、千葉卓也社長の講話。平成16年9月1
日設立。感動を伝える農業、人と人の輪を作りながら消費者との農業理解を伝える
、笑顔が絶えない農業、新鮮、安全、鮮度、専念、洗練、選ばれる、六つの「セン」、
を経営理念とする。農薬に頼らない防除技術を確立、稲藁、もみ殻、米ぬかをリサイ
クルし、自社で利用。デリシャストマトの特徴は、栽培は難しいが甘みと酸味のバラ
ンスが良く、節水栽培農法で育てることにより、糖度が上がり、口当たりが良い。更
に、「フルテイカ」という品種でトマクイーントマト、輪キク、スプレーギク、ホウレン草
を栽培。ほうれん草は年6作の周年出荷。米は、堆肥、牡蠣殻を利用し、食味アップ
。作物別部門担当者を置くが、作業の状況に応じて労働力を分配。今後の課題とし
ては、消費者との交流、観光農園の開催、トマトジュースの販売の安定と増産、委
託加工から自社の農産物加工へ、社員の育成と自立・独立・支援・協力、情報の共
有。地域農業を考えながら、売り上げ2億円を目指す。危険分散を図り、価格が取れ
る時期に出荷する事を実行されており、大変、参考になりました。95パーセントは農
業収入。
午後は、鳥巣研二先生の講話。何故、お米を作るのですか、どの農産物で飯を食べ
るのですか、生活するのですか?どこで売れるもの?うまい米を作っていながら、
生活が厳しいのは何故か?生き残るためには、大胆な発想の転換が必要。作り手
は、買い手になった場合の事を考えよう。直売所では、漬物、乾物、発酵食品などを
販売しているが、自分がスーパーに行って買い物する時は、ドレッシングや、チーズ
などを買う。ギャップを考えよう。市場が縮小している下り坂の商品を作るのか?1,
直ぐ食べられるもの。スイーツ、ドリンクなど。ターゲットは?しかし、一人10色である
、場面によって変わる。絞っても、絞ってもターゲットに辿り着けない。その場合は、
自分が食べたい、お金を出したくなる商品を作ろう。自分が買わない商品が、売れる
はずがない。ターゲットは自分である。商品の良いところを伸ばそう。必ず3つ褒め、
1つ直そう。食べたものは写真に撮ろう。包装資材は宝の山である。これを売りたい、
作りたい、という強い思いがあるかどうか。加工技術がなくても、先達の門を叩き、教
えて貰おう。試行錯誤して乗り越える力が必要。最後に、商品ストーリーづくりシート
を活用し、新商品をイメージ。私のアイデアは残念ながら企業秘密ですので、内緒
です。済みません。
夜は、栗原市花山の温湯山荘で栗原維新の会総会。決して怪しい会ではありませ
ん。栗原の活性化を目指し、7年前に設立されました。

1/20(日)
地元回り

1/21(月)
名取市の宮城県農業実践大学校で、宮城県農業経営塾。わざわざ、千葉県から和
郷園の木内社長においで頂きました。農業の厳しさと可能性について、学生、塾生、
関係者に熱く語って頂きました。その後の懇親会では、翌日の講師である、茨城県
の「みずほ」の長谷川社長も合流され、多いに盛り上がりました。

1/22(火)
みやぎ農業経営塾
株式会社農業法人みずほ、長谷川久男氏
震災直後、被災者から、話を伺うと、道具とエネルギーを失ったので、非常に困って
いた。現在、日本人は便利さと、与えること、与えられることを求めているのではない
か。人間としての知恵を失っているのではないか、農業とは、産業とは、改めて考え
なければならない。震災で尊い命を失った方々の事を真剣に考えなければならない

農業者は、販売価格の決定権を持っていない。原価を掴んでいるのか?産業とは、
販売価格を製造現場が決定権を持っていること。同じ農業者がルールのないところ
で価格競争をして、誰が喜ぶのか?原価を掴み、消費者にしっかりと説明をしなけ
ればならない。農業が経営的に成り立たないから新規参入が少ない。環境政策と、
経済政策をきちんと分けるべき。現在、物も、売り場も、余っている、オーバーストア
ー状態。農家の再生産を考えて売っているところは無い、販売者は利益追求のため
に事業を行っているのである。生産者は、生産原価、利点を伝えていない。生産の
視点が強すぎる。経営の視点で物を作らなければならない。人間が求めるものは「
健康」である。動植物の目的は「子孫繁栄」であり、その環境を作ることである。良い
環境で、動植物を作ることは、農業者のみならず、地域にとっても良いことである。
そういう事を消費者に伝えよう。値段と量の競争をしている場合ではない。配給品で
はなく商品作りをするために、「みずほの村市場」を作った。山が高ければ裾野が広
がる。「信頼」があればこそ物が流れる、売れるのである。農業者の集まりではなく、
経営者の集まりになろう。適地適作、適材適所で行こう。便利さだけを求めている国
民が増えてしまった、農業者も消費者も育たなければならない、対等な立場に成る
べき。現場に向き合っている我々がキチッとバイヤーに物を言わなければならない。
自己主張、自己責任原則。生産者も消費者も選択する権利がある。価格決定権を
持つということは、社会的責任を持つことである。農業者の意識改革が必要、現状の
問題を掴むこと。基本的なことを忘れた農業者になってはいけない。本物を伝える努
力をしよう。無理、無駄、ムラを省こう。更に挑戦を続ける。人間の健康を考えた時に
、農業は何ができるか?

販売価格決定権
価値を消費者に
医療等への進出
絶対的商品
マーケットニーズに合った商品作り
信頼がなければ物は流れない
健康、健全な作物
原価を知って生産
差別化→多様化の流れ
安くても売れない、高くても質の良いものを
原価を知って価格を決めよう
医食同源のチャンス(安心安全)

今日も、沢山のヒントを頂きました。弊社からは3名の社員が参加し、切磋琢磨して
おります。

午後は、第218回仙台SMIクラブ例会
講師は、株式会社万代代表取締役、倉橋純一氏。テーマは、「万代ど根性物語」
神戸市出身、40歳。父は65歳、口癖は、人の3倍働き、2倍稼ぐ。郊外型書店の先駆
け。ある日、父親がTVに出演したが、帰って来なかった。労使紛争もあり、電柱に、
父親が写っているビラが貼られており、それを剥がす毎日であった。父親は、業態を
開発するカリスマである。インベーダーゲーム、レンタルビデオ等の開発に関わって
いた。妻が妊娠していた時、父親の会社が倒産。妻、母、自己資金で開業。ノウハウ
は父親から貰う、それは、父の反対を行う事。新品→中古、新店舗→中古物件。100
km離れた滋賀県で開業。繁盛店となり、二店舗目も出す。長野県に出店した時に既
存店が攻めれれる。店は、お客様の為にある。結局、1999年、長野県川中島の店を
撤退。毎日のように、従業員と食事をしていたが、自己満足であった。経営計画書と
資金繰り計画書を作ることを経営者の仕事とした。劇的に店が良くなった。松山、金
沢、仙台の何処かで勝負したかった。仙台で、トラックの運転手さんや倉庫で働く方
に聞いて見た。仙台のある企業を紹介された。「御社のお店の使い方は如何ですか
?」と聞かれた。お客様にとって、お店が使い勝手が良いか?会社の売り上げを目
標にしてはいない。売り上げよりも良い店を作ることを心掛けている。会計を従業員
に公開してから気を使わなくて楽になった。「繁盛店でしか人は育たない」お客様に
店の使い方を提案し、お客様から教えていただく。繁盛している店を見る。繁盛店の
空気、磁力がある。小が大に勝つには、店を3倍大きくし、人材育成、期待を大きくか
ける。決定のスピードを早く行う。津波で多賀城店を失い80名を解雇。苦渋の決断。
生涯、忘れない。その後、営業再開することができた。SMIで今と未来を如何に進め
るかを学んだ。今日よりも明日、更に良い店つくりを目指していきます。
続いて、株式会社オールマネジメント福岡代表取締役、三浦寿様。テーマは、「2013
年をロケットスタートで始めよう」
今年も目標を、従業員、取引先と共有しましょう。「あなたは、あなたが考えている通
りの人間になります」目覚しい業績には、十分訓練されモチイベートされた人々が必
要不可欠です。業績=知識〓技術〓モチベーション、成功の鍵は、モチベーション
。好ましい組織風土を如何に作るか。当たり前のことを、当たり前に行うこと。

3つの共有化
1,目標の共有化
会社の目標
個人目標 →組織内と組織外(プライベート)
2,働く価値観の共有化
社内報も活用
3,言葉の共有化
積極的、前向きな言葉

連日、学べる自分が嬉しいです。会社に如何に反映させることができるかが私の仕
事です。

1/23(水)
自民党宮城県連支部長幹事長、県議市議、合同会議。衆議院選挙の総括と、7月に
行われる参議院議員選挙について報告、議論されました。

1/24(木)
宮城県中小企業家同友会栗原支部新春例会
報告者は、有限会社パレット、高橋寛社長。テーマは、「同友会の学びを自社経営
に活かして」
栗原の農産物使用し、自信をもって製品を作り、販売する。
日本酒メーカーの綿屋さんとコラボで、日本酒ショコラを販売。
長期計画、短期計画を作り、従業員が安心して働けるようにする。
考えて動く、考える組織を作る。永年勤続社員の表彰を行ったり、同友会で学んだ、
経営指針を創ってからは定着率が向上している。従業員に物心両面で寄与したい。
古川の店を作る時に役員を入れる。人間的な向上を目指すコンサルタントを活用。
企業は、売り上げだけではない。栗原で生まれ育ち、貢献すること、関わることがで
きれば、本望である。

今後の予定
1/26(土) 日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会正副会長会、理事会
1/28(月) 栗原法人会新春講演会
1/29(火) 築館ロータリークラブ例会
1/30(水) 宮城県農業法人協会グローバルGAP講演会

今週もお読みいただきありがとうございます。
埼玉県などで公務員の早期退職が問題となっていますが、誰のために、何故仕事
をしているのかが問われています。制度上の問題もありますが、退職間際に、目先
の金に目が眩んでしまった面も否定できません。自分が当事者であったら、判断に
窮したかもしれません。知らない方が幸せの場合もあります。誰も勝者でも敗者で
もありません。このような事態が二度と起こらないように全力をあげるべきです。

もんでん英慈オフィシャルサイト http://www.monden-eiji.jp/
もんでん英慈ツイッター      http://twitter.com/#!/monden_eiji
もんでん英慈facebook http://www.facebook.com/eiji.monden
川口納豆               http://www.kawaguchi-natto.co.jp/
川口納豆facebook         http://www.facebook.com/kawa.natto

■□ 川口納豆菜園だより ━━━━━━━━━━━━‥‥‥……………

今週は暖かく雪が溶けて来ました。
川口納豆ではハウスで冬野菜達を現在育成しています。

弊社の野菜たちの生育状況は、ホームページにて確認できます。
乞うご期待。

☆詳細はこちら☆
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└─→ http://www.kawaguchi-natto.co.jp/v_garden.html

■□ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━・・・・‥‥‥………

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1月25日今月最後の金曜日となります。
先週と打って変わって今週は暖かく過ごしやすい日が多く思います。

気候は暖かくなったり寒くなったりしていますが、
「インフルエンザの患者数が全国約5000か所の定点医療機関を受診した
患者数は1施設当たり22.58人で、前週の12.07人の2倍近くに増えた。」
と、インフルエンザが猛威を奮っておりますので感染しないために予防
に努めていきましょう!

※今週のメルマガはいつもより長めになっておりますが、
この影響で一部携帯電話でお読みになられている方々へ届かない、
文章が切れていると場合があります。

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■ 有限会社 川口納豆
■■ 〒987-2306 宮城県栗原市一迫嶋体小原10
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■■■■ MAIL:kawa710@rose.ocn.ne.jp
■■■■ HP:http://www.kawaguchi-natto.co.jp/index.html
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