【川口納豆・もんでん英慈メールマガジンバックナンバー】

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┃      ┗┓ 川口納豆・もんでん英慈メールマガジン第97号!!
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┃                         2014/02/07配信
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このメールマガジンは川口納豆、もんでん英慈と名刺交換のご縁があった
方などに川口納豆の現在生育している野菜やもんでん英慈の現在の活動
などをお送りしています。

感想などをお寄せいただければ大変嬉しく思います。

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 1門傳英慈から ………………………… 新年度から、米政策が

 2川口納豆菜園だより …………………… 今月の栽培野菜等

 3川口納豆からお知らせ ………………… 新商品のご案内

 4編集後記 ……………………………… 2月第一週目、

■□ もんでん英慈から  ━━━━━‥‥‥……………………………………………………

今週も、お読みいただきありがとうございます。
新年度から、米政策が大きく転換されます。需要の低下に歯止めがかからず、
生産調整(減反)が強化され、米生産者、生産者団体、行政には、徒労感が漂っています。
しかし、餌米に力点が置かれ、酒造用米も、新規分は主食用の外の扱いとなります。
弊社でも、地元の養鶏業者と契約し、酒造メーカーとは、昨年以上の酒造好適米を供給する予定です。
全国各地で、生産者と実需者がWINWINとなる取り組みが行われるでしょう。
主食用以外の用途開発が、米の復権に向けて、重要ですので、更に、輪を広げて行きます。
それでは今週も振り返ってまいります。

1/31(金)
日本食農連携機構東北支部セミナー
「東北産コメの利用拡大に向けた食農連携のあり方について」
講師は、株式会社一ノ蔵 代表取締役名誉会長 淺見 紀夫様。
テーマは、「酒造用米で考えるコメの需要開発」

全国で約24万t、宮城県では4700t、一ノ蔵では2000t使用する。
・純米酒  1.3kg/1.8l
・本醸造酒0.9kg/1.8l
・一般酒  0.6kg/1.8l
・すず音 ひめぜん 1.0kg/1.8l
宮城は、全国屈指の高品質のお酒を出荷している

                                       宮城      全国
純米酒                              33%     9%
純米酒/本醸造/吟醸      87%    26%
一般酒                              13%      74%

「 宮城純米酒の県宣言」1986年
一般酒よりも、高品質の酒が伸びている

今後の課題
・製品価格に見合う価格帯の原料米確保(1万俵)
・一般米特定品種の確保(1万俵)
・酒造好適米と酒造掛け米の確保(1万俵)
・天候リスクで一定の古米備蓄
・早生品種(9月入荷が望ましい)
・有機栽培米の作付け
・酒造米の適性品質

宮城県に現在蔵が27社。
発酵料理の開発
どぶろくちゃんこ鍋
宮城県食品産業協議会

・オールみやぎの食品づくり
・高品質は農工連携
・東北大学農学研究科と新商品研究開発体制構築
戦前は、純米酒だけであった

日本酒の需要は、ピーク時の半分だそうですが、高級酒が伸びているとのことで、
米生産者としては、高品質の酒造好適米を、確実に生産しなければなりません。

有限会社アグリードなるせ 代表取締役 安部 俊郎 様
テーマは、「水田経営の6次化の取り組みと食農連携の展望」
旧野蒜農協に営農指導員として15年間奉職し、退職。
圃場整備事業、農機具の過剰投資に、疑問を感じていた。
その後、鳴瀬町議になり、議場から、農業政策を進めた。
震災で農地の80%が浸水。3月中は、消防団活動。
4月から、再開に向けて動き出したが、どこに相談に行っても色よい返事は貰えなかった。
言い訳にならないように、真剣に復旧作業にあたった。
農機具メーカーの協力を得て「なるせ方式」で、除塩。

現在81haを耕作
 水稲  43ha
大豆  27ha
ジャガイモ 3ha
キャベツ 1ha
白菜 1.5ha
その他0.5ha
大型鉄骨ハウスでミニトマトの栽培
小学生の農業体験も実施
25年7月16日に、通所介護施設をオープン
福幸祭を開催し、地元の方、お客様とも交流

今後の課題
1.低コスト栽培の実践(乾田直播)
2.6次産業化を目指した食品産業の振興
3.若手人材育成の強化
4.雇用対策の実施
5.種子大豆の面積拡大

持続可能な農業経営を目指すには
1.農業再生に向けた循環型農業の推進
2.自然との共生
    経済リスク優先か、地域を守るか
   (医療・福祉・観光・農業のコラボ)
3.地域コミュニティの再編対策
4.法人組織との連携強化
  良い意味での競争を行い、食い合いを防ぐ

生産者と実需者が互いを知ることから始め、消費者の心を掴む商品を作る
小麦の生産向上が自給率アップに繋がる
基本理念は「農地を守り、地域と共に発展する経営体を目指して」

講演後の意見交換で、コーディネートする上で大切なことについて淺見氏から
 1.しがらみに縛られないこと
2. それぞれの 得意分野を活かす
  「   4人で1人前」位の気持ちで、一ノ蔵が始まったl

価格競争に巻き込まれないためには?
    「一ノ蔵を楽しむ会」を主要都市で開催し、消費者の意見を伺う
     様々なニーズに対応した米作りを行い、消費拡大に繋げよう   淺見会長
      都会から地方に呼び寄せたくなる農業を
      昔に還ろうー昔の体験

安部氏からは、
今後の東北のコメは、温暖化はあるかもしれないが、コメに拘り、「香り米」など、
新規用途を掘り起こしが必要であろう。
そのためにも、歴史を学び、異業種に学び、コーディネーターに学び、
女性の視点に学び、女性に関わっていただき、食と農を豊かにしていきましょう。

日本食農連携機構一回目のセミナーでしたが、講演者、コーディネーター、
参加者の皆様のご協力を頂き、有意義な会となりました。

2/1(土)
地元回り
日本経済新聞に、「納豆には白ワイン」との見出しがありました。
自宅に、赤ワインしかありませんでしたので、赤で試しましたが、意外に相性が良く、皆様もお試しください。
 

2/2(日)
一迫長崎雪まつり
小田ダム脇の特設コースで、子供達がソリ滑りを満喫。私も、豚汁を頂き、身も心も温まりました。
小学校が統廃合され、子供達が、コミュニティー活動に参加する機会が減ってきており、貴重なイベントです。


午後から岩ケ先地区探訪。
「逆さ仏」で有名な、館山寺、鶴丸城跡、みちのく風土館に伺いました。
観光資源は、まだまだ眠っています。先ずは、地元市民が、足を運び、理解することから始めましょう。
 


2/3(月)
「とうほく蘭展」見学。大作から、小さな鉢物まで、プロ、アマ問わず、咲き誇っていました。
中高年の来場者が多く、市場を支えているのでしょう。


夜は、第49回春を呼ぶ一迫はだかたる神輿。昨年に引き続き2回目の参加でした。
雨が降る中での開催でしたが、矢張り水は冷たく、「ワッショイ、ワッショイ」と気合を入れ、
32名の若者と神輿を担ぎ、乗り切りました。主催した、一迫青年会の皆さん、お疲れ様でした。
来年は節目となる50回ですので、より多くの参加者が望まれます。


2/4(火)
昼に築館ロータリークラブ例会。

その後、宮城県倫理法人会広報委員会
広報誌「ラポール」について、意見交換。
広報の役割が大きくなっており、見やすく、読みやすい内容にするよう、HP、FBについても質問致しました。

2/5(水)
午前中、川崎市にある、明治大学農学部黒川農場で、養液土耕システム見学。
開発された、小沢教授から、直接話を伺いました。
低コストで導入可能であり、ITを活用し、生産者のノウハウを数値化する事が出来ます。
導入に向け更に検討します。
 

午後は、一般社団法人 日本食農連携機構 6次産業化研究会
6次産業化中央サポートセンター  センター長補佐  浅野祐次 様
6次産業化の取り組みをきめ細かく支援する全国段階の機関で、営農類型、テーマ、
相談内容・課題毎に、400名を超える専門人材である「6次産業化プランナー」を派遣。
ファンドとも連携。タマネギ、椎茸についての、問い合わせが多い。
    
農林水産省 農林水産事務次官 皆川 芳嗣 氏
テーマは「農政の方向性について〜農業の成長産業化に向けて〜」
アベノミクスにおける農業(含林業)政策
農業の厳しい条件、要件は沢山あるが、他産業と比較してどうだろうか?
工夫次第では、成長産業になり得るのではないか?
農業を見る目が大きく変わってきた。

 1.需要フロンティアの拡大
 新たなニーズへの対応
   高機能食品・薬用作物・学校給食など
   日本食レストランは2.2万軒が5.5万軒に倍増
  「和食」がユネスコの無形文化遺産登録
   輸出を4500億円から1兆円へ

2.生産現場の強化
外から入りにくいという点で、家族農業と商店は、似ているのではないか。
法人化が一つの解決策であろう

3.農山漁村の多面的機能の発揮

4.需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築
  障がい者雇用の創出
 木質バイオマスの活用

「経済界」「農業界」という言葉自体が意味をなさなくなるかもしれない。
界を作る必要はない。

直接、皆川次官から、今後の農政の方向性について伺いました。
象徴的なことは、「農業界」「産業界」と、分ける必要は無く、オールジャパンで、
農業を成長産業にしようという意気込みが伝わってきました。
守りから、攻めに転じ、消費者に信頼される日本の食と農を作りましょう。

2/6(木)
千代田区倫理法人会第1037回モーニングセミナー
講師は 増田運輸株式会社 代表取締役会長 倫理研究所 参事・法人アドバイザー 増田 彰司 様。
テーマは、「継続は力なり」
滝口長太郎氏に、1週間に1時間位は勉強した方が良いと言われ、入会。
自分の実践と実行を柱とし、社員・家庭・地域・後継者を作ることです、と言い、入会を勧める。
喜びは2倍に、悲しみは半分に。
元気な社長は、朝の空気を吸い、元気のない社長は、夜の空気を吸う。
社員の結婚式に出席する前に、両親と双方の墓前に報告すること、ダブルの布団を購入することをお願いする。
雑巾は、綺麗に使えば、増金となる。
毎朝一枚のハガキを会社に書き、届いたら、神棚に上げる。
新車が入った時は、入車式を行い、廃車の時は、廃車式を行い感謝する。
チャンスは、平等に与えられているが、自分の心の積極姿勢であり、二度とやって来ない。
家庭では、右手は先祖の手、左手は子孫の手。
会社では、右手は社員の手、左はお客様の手。
両手は自分のものではない。苦労の山、涙の川も有る。

昨年、くりはら倫理法人会でも講和して頂き、再開することができ、幸いでした。

今後の予定
2/8(土)9(日)
花山雪っこ祭り
2/12(水)13(木)
JA全国青年大会

今週も、お読みいただきありがとうございます。
珍しく、先月は、上京の機会がありませんでしたが、2月に入り、出張の連続となっています。
地元、栗原市を拠点として、全国に発信してまいります。
今年の大きな目標である、「養液土耕システムの導入」、「栗原市内にワイナリーを建設」、について、
着実に進展しております。随時、お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
今週も、ありがとうございました。



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お客様のお好みで大豆、塩、米はお好みに応じて増減できます。
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までお願いいたします。

次週もよろしくお願いいたします。

■□ 川口納豆菜園だより ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━‥‥‥……………

弊社の野菜たちの生育状況は、ホームページにて確認できます。
乞うご期待。

☆詳細はこちら☆
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     └─→ http://www.kawaguchi-natto.co.jp/v_garden.html

■□ 川口納豆からお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━‥‥‥……………




この度、宮城の社長.tvという宮城にある企業を地域に紹介し、
新たな雇用、新たな出会いの創出を目的運営されているサイトの方に
弊社代表:門傳英慈掲載され、弊社の掲げる熱い想いを
約8分間インタビュー番組として制作頂きました。

もんでん英慈オフィシャルサイト http://www.monden-eiji.jp/
もんでん英慈ツイッター     http://twitter.com/#!/monden_eiji
もんでん英慈facebook     http://www.facebook.com/eiji.monden
川口納豆            http://www.kawaguchi-natto.co.jp/
川口納豆facebook        http://www.facebook.com/kawa.natto


■□ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━‥‥‥……………

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2月第一週目、2月に入りました。明日明後日と大雪のおそれが有りと情報があるので
皆様お気をつけください。

今晩からロシア連邦ソチにて第二十二回オリンピック冬季競技大会が開幕します。
オリンピックの開会式といえば聖火の点火ですが、今回の聖火リレーは冬季オリンピック最長の
ものとなりました。北極やロシア・シベリアにあるバイカル湖水中、真冬のアムール川、果ては宇宙
空間などを経由して無事に開催地である都市に入ったそうです。
オリンピックは開催する度、最新技術や綿密な計画、準備がなされていますが、今回ほど史上初
の試みはないのでしょうか。

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■■ 〒987-2306 宮城県栗原市一迫嶋体小原10
■■◆ TEL:0228-54-2536 FAX:0228-54-2268
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■■■■ HP:http://www.kawaguchi-natto.co.jp/index.html
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